12月に、プラハのクリスマスマーケットへ行く予定です。
予定です、と書いたのは、まだほとんど決まっていないからです。
飛行機は今月中に取るつもり。宿も、大半はこれからです。
それなのに、1軒だけ先に押さえました。
クリスマスの時期は、希望の宿が残っているとはかぎらないからです。
この記事では、その1軒を決めるまでにChatGPTとやりとりしたことをお伝えします。
まだ進行中の話なので、うまくいったかどうかは12月にならないとわかりません。
繁忙期の宿は、決まってからでは遅いことがあります
先にお伝えすると、繁忙期の宿は「行くと決まってから探す」と間に合わないことがあります。
クリスマスマーケットの時期は、街全体の宿が先に埋まるからです。
とはいえ、日程も決まっていないうちにお金を払うのは、こわいものです。
そこで私が選んだのが、無料でキャンセルできる宿をひとつだけ押さえておくという方法でした。
- 日程が変わったら、期限内にキャンセルすればお金はかからない
- 行くと決まったときには、宿がひとつ確保できている
- 残りの宿は、あとからゆっくり選べる
決まっていないから動けない、ではなく。
決まっていなくても動ける方法があった、という話です。
AIがくれたのは、宿の名前ではなく選ぶ観点
ChatGPTに聞いたのは、ごく普通の一言でした。
「チェスキー・クルムロフのおすすめホテル」
チェスキー・クルムロフは、プラハから南へ向かった小さな世界遺産の街です。
返ってきたのは、地図つきの候補一覧でした。
でも、私が「なるほど」と思ったのは候補そのものではありません。
その下に、さらりと書かれていた一文でした。
「どこに泊まるか」より「旧市街の中かどうか」
チェスキー・クルムロフは「どこに泊まるか」よりも「旧市街の中に泊まるか」が大事です。
宿を探すとき、私はいつも値段と評価の点数を見ていました。
けれどこの街では、旧市街の中か外かのほうが先に決めるべきことだと言うのです。
理由も添えてありました。
日帰りの観光客が帰ったあと、夜と朝の街は静かになる。
その時間を楽しめるのは、街の中に泊まった人だけだと。
自分では思いつかない判断の軸を、先に教えてもらえた。
これがこの日、いちばん助かったことでした。
宿の名前は、結局あとから自分で選び直しています。
でも「街の中に泊まる」という条件だけは、そのまま残りました。
前に話した宿のことを、覚えていた
もうひとつ、驚いたことがあります。
候補の説明のなかに、こんな一言がありました。
「プラハの◯◯とも雰囲気が合います」
◯◯には、前に相談していた宿の名前が入っていました。
その宿の話をしたのは、この日ではありません。
別の日に、同じChatGPTと相談していた内容でした。
1軒ずつ切り離して聞くのではなく、旅全体として相談できている。
そう感じられたのは、この一言があったからでした。
長い旅の準備では、同じ相手に続けて話せることが、思っていた以上に効いてきます。
1軒だけ、無料キャンセルで押さえました
観点が決まったので、宿をひとつ押さえました。
このとき確かめたのは、部屋の写真より先に、キャンセルの条件です。
見たのは、返金の期限
「12月17日23時59分までにキャンセルすれば、全額返金」
この一行があったから、まだ決まっていない旅でも押さえられました。
逆にいえば、この日付を過ぎたら払い戻しはありません。
無料キャンセルという言葉だけで安心せず、いつまでが無料なのかを必ず見てください。
前回の旅では、ヨーロッパの夜行列車をキャンセル不可の料金で予約していました。
条件はわかったうえで選んでいます。
それでも、乗り継ぎの飛行機そのものが飛ばなくなるとは思っていませんでした。
→ ChatGPTで海外旅行を個人手配|ドイツ語の問い合わせまで手伝ってくれました
中東の情勢で空港が閉鎖され、旅は中止に。切符代は戻りませんでした。
条件を読むことと、予定が変わったときにどうなるかを考えることは、別でした。
今回まっさきに返金の期限を見たのは、あのときの経験があるからです。
同じ部屋でも、サイトによって値段が違う
宿は、予約サイトによって値段が変わります。
同じ部屋でも、サイトが違えば数千円ちがうことがありました。
私はエクスペディアやアゴダ、トリップドットコムも開いて見比べています。
今回押さえた1軒は、Booking.comで取りました。
比べたなかで、条件がいちばん合っていたからです。
見比べるといっても、難しいことはしていません。
同じ宿を2つか3つのサイトで開いて、料金と返金の条件だけそろえて見る。
それだけで、ずいぶん違いが見えてきます。
気をつけたいこと|空室と料金は、AIに聞かない
ここは大事なところなので、はっきり書いておきます。
空室と料金は、ChatGPTに聞いてはいけません。
AIは、今この瞬間の空き状況を持っていないからです。
実際、返ってきた料金は「12月の目安」でした。
その日その部屋が空いているかどうかは、まったく別の話です。
私も、候補を教えてもらったあとは予約サイトを自分で開いています。
- AIに聞くこと:どんな観点で選ぶか、どのあたりに泊まるとよいか
- 自分で見ること:空いているか、いくらか、いつまで無料でキャンセルできるか
この線引きだけ守れば、AIはとても頼りになる相談相手です。
もうひとつ。AIが挙げた宿を、そのまま予約しないことです。
私も候補は参考にとどめて、最後は自分で写真と口コミを見て決めました。
まとめ|決まっていなくても、動けます
繁忙期の旅で私がしたことは、次の3つでした。
- 行くと決まる前に、無料キャンセルの宿を1軒だけ押さえる
- 宿の名前より先に、選ぶ観点をAIに相談する
- 空室・料金・キャンセルの期限は、自分の目で確かめる
旅の予定は、まだ半分も決まっていません。
それでも、ひとつ押さえたというだけで、気持ちがずいぶん楽になりました。
12月に実際どうだったかは、帰ってからまたお伝えします。
旅の準備をまるごと相談するコツは、こちらにまとめています。
→ ChatGPTで旅行の計画を立てるコツ|準備まるごと相談してみました
持ち物の準備は、こちらからどうぞ。
→ ChatGPTで海外旅行の持ち物リスト|自分の旅に合わせて作ってもらう方法
まだChatGPTを使っていない方は、こちらからどうぞ。
→ ChatGPTの始め方|スマホで50代の私でも5分でできました
小さな一歩から、AIのある暮らしが始まります。





