今年のゴールデンウィーク、娘と二人でヨーロッパへ行く予定でした。

ベネチアから、夜行列車でミュンヘンへ。そしてプラハ。

ツアーではなく、すべて自分で手配する個人旅行です。

その計画づくりを、ChatGPTに手伝ってもらいました。

行き先の相談から、海外の予約サイトの操作まで。

ところが出発前、中東の情勢が不安定になりました。

乗り継ぎ予定だったドバイの空港が閉鎖され、旅は泣く泣く見送ることに。

この記事では、その一部始終と、AIがどこで助けになったかをお伝えします。

うまくいったことも、いかなかったことも、ありのままに書きますね。

ヨーロッパの個人手配旅行、ChatGPTが心強い相棒になります

先にお伝えすると、個人手配の旅にこそ、ChatGPTは向いています。

慣れない海外の手続きを、そばで支えてくれるからです。

今回、私がChatGPTに頼んだのは、次のようなことでした。

  • 3つの都市をまわる順番の相談
  • 都市どうしの移動手段を調べる
  • わかりにくい海外の予約サイトの操作案内
  • 現地での乗り換えの調べもの
  • 外国語での問い合わせ文づくり

ツアーなら旅行会社がやってくれることを、AIが手伝ってくれます。

「自分で手配してみたい」その一歩を、そっと後押ししてくれる相手でした。

まだ登録がお済みでない方は、先にこちらをどうぞ。

ChatGPTの始め方|スマホで50代の私でも5分でできました

旅のプランと予約を、一緒に組み立てました

旅の骨組みづくりから、ChatGPTは頼りになりました。

行きたい場所を伝えると、まわり方の案を出してくれます。

行き先と移動を、ざっくり相談する

まず、行きたい3つの都市を伝えました。

「ベネチア、ミュンヘン、プラハをまわりたい」

すると、無理のない順番と、都市間のつなぎ方を提案してくれました。

地図の上での位置関係も、言葉でわかりやすく整理してくれます。

乗りたかった夜行列車も、一緒に調べてくれた

私には、どうしても乗ってみたい列車がありました。

ベネチアからミュンヘンへ向かう、夜行列車のナイトジェットです。

夜のうちに移動できて、朝には次の街に着きます。

寝ているあいだに国境を越える、その旅情に憧れていました。

行き方や時刻の調べものも、ChatGPTが手伝ってくれました。

わかりにくい海外の予約サイトも、案内してくれた

海外の予約サイトは、日本語ではありません。

画面の言葉も手順も、最初はとまどいます。

そんなとき、「次はどこを押せばいいか」を順番に教えてくれました。

外国語のサイトでも、隣で説明してもらえる安心感がありました。

一番助かったのは、外国語での問い合わせでした

ここからが、この旅で一番AIに助けられた場面です。

そして、思わぬ形で役立つことになりました。

出発が近づいたころ、中東の情勢が不安定になりました。

乗り継ぎ予定だったドバイの空港が閉鎖され、飛行機が飛ばなくなったのです。

困ったのは、夜行列車の切符でした。

私は「キャンセルできない」料金で予約していたのです。

「でも、飛行機が飛ばないなら、事情がちがうのでは」

そう考えて、鉄道会社に問い合わせてみることにしました。

わかりにくい問い合わせ先を、探してもらう

まず困ったのが、どこに連絡すればいいかでした。

海外の会社の窓口は、なかなか見つかりません。

そこで、ChatGPTに正しい問い合わせ先を探してもらいました。

ChatGPTが夜行列車ナイトジェットの正規の問い合わせ先を調べた画面。公式のカスタマーサービスのメールアドレスと電話番号、問い合わせフォームが案内されている
公式の窓口かどうかまで、確かめて教えてくれました

自分で見つけた窓口が、公式のものか不安でした。

「そのアドレスは正規のルートではないかもしれません」

そんな注意まで添えて、正しい連絡先を示してくれたのです。

ドイツ語の問い合わせ文を、作ってもらう

次の壁は、言葉でした。

問い合わせは、ドイツ語か英語でする必要があります。

私はドイツ語で送ることにして、文面をChatGPTに頼みました。

ChatGPTが作成したドイツ語の問い合わせ文。夜行列車のキャンセルと払い戻しを願い出る、ていねいなビジネス文面になっている
予約番号や日付を伝えると、ていねいなドイツ語の文面にしてくれました

予約の情報と、伝えたい事情を日本語で書くだけ。

それを、きちんとしたドイツ語の文章に整えてくれました。

「飛行機が飛ばず、やむを得ない事情である」

その気持ちまで、ていねいな言い回しで表してくれたのです。

外国語での交渉は、一人ではとても心細いもの。

そばに翻訳と文章の相談相手がいる。それが、何よりの支えでした。

気をつけたいこと|AIは万能ではありません

とても助けられましたが、AIは万能ではありません。

2つ、お伝えしておきます。

最後の確認と決断は、自分でする

問い合わせ文は、ChatGPTが作ってくれます。

でも、送るかどうかを決めるのは自分です。

内容が自分の意図と合っているか、最後は目を通して確かめます。

AIは下書きの相棒。判断する人は、あくまで自分でした。

キャンセル不可の予約には、リスクがある

打ち明けると、この問い合わせは実りませんでした。

「キャンセル不可」の料金は、やはりくつがえせなかったのです。

飛行機が飛ばないという事情でも、払い戻しは受けられませんでした。

安い料金には、こうした条件がついていることがあります。

予約のときは、キャンセルの規定もよく確かめておくと安心です。

急なキャンセルに備えて|海外旅行保険という安心

今回のことで、心から実感したことがあります。

個人手配の旅は自由な反面、もしものときは自分で対応することになります。

だからこそ、海外旅行保険という備えが心強いのです。

旅先での病気やけがはもちろん、旅行そのものが中止になったとき。

キャンセルにかかった費用を補ってくれる保険もあります。

もし加入していたら、あの切符代も救われたかもしれません。

ただし、注意も必要です。

戦争や大きな災害などは、保険の対象外になる場合があります。

加入するときは、どんなときに使えるのか、条件をよく確かめてください。

備えがあるだけで、旅の安心感はぐっと変わります。

まとめ|下書きはAI、決断は自分

ヨーロッパの個人手配旅行は、ChatGPTが心強い相棒になります。

今回、とくに助けられたのは次のような場面でした。

  • まわる順番や、都市間の移動手段の相談
  • わかりにくい海外の予約サイトの操作案内
  • 正しい問い合わせ先を探してもらう
  • 外国語での、ていねいな問い合わせ文づくり

一方で、最後の確認と決断は、いつも自分の役目でした。

そして、もしもに備える海外旅行保険の大切さも学びました。

旅は見送りになりましたが、この経験はきっと次に生きます。

下書きはAI、決断は自分。

この組み合わせで、はじめての個人手配も、ぐっと心強くなります。

旅の持ち物も、ChatGPTがリストにしてくれます。

ChatGPTで海外旅行の持ち物リスト|自分の旅に合わせて作ってもらう方法

まだChatGPTを使っていない方は、こちらからどうぞ。

ChatGPTの始め方|スマホで50代の私でも5分でできました

何を聞けばいいか迷ったら、こちらの質問例も参考になります。

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旅の準備全体を相談するコツは、こちらにまとめています。

ChatGPTで旅行の計画を立てるコツ|準備まるごと相談してみました

小さな一歩から、AIのある暮らしが始まります。