ふるさと納税で、シュークリームを頼んだことがあります。
冷凍で届くものでした。
想像していたより大きく、冷凍庫に入れたらそれだけでほとんど埋まりました。
届いてから、大きさに気づきました
ふるさと納税は、年に何回か申し込みます。
これまで頼んでよかったのは、お米、おせち、ハンバーグ。たくさんの種類を頼むわけではありません。
それでも、うちの冷凍庫はいっぱいになりました。
このときは、シュークリームとハンバーグを同時に頼んでいました。
大きなシュークリームが届いたところに、ハンバーグも重なったのです。
量と時期を、両方読み違えていました。
入るかどうかより、食べ切れるかどうか
今年の分をどう選ぶか、ChatGPTに相談してみました。
返ってきた言葉で、見方が変わりました。
冷凍庫に「入るか」ではなく「次の冷凍品が届くまでに食べ切れるか」で考える
私はずっと、注文するときに冷凍庫があいているかどうかを考えていました。
いま場所があるなら入る。そう考えていたのです。
けれど、大事なのはそのあとでした。
冷凍庫の中身は、食べれば減ります。届けば増えます。
次の返礼品が届くころに前のものが残っていれば、新しく入れる場所がありません。
つまり見るべきなのは、注文するときの空きではなく、食べて減るペースと、届くペースでした。
届く月をずらす
頼む量を減らすのではなく、届く月をずらす。そう考えると、やることが変わります。
ChatGPTが作ってくれた順番が、こちらです。
大事なのは、8月から11月の並べ方です。
冷凍品は10月にひとつだけ。11月は常温にして、冷凍庫の在庫を減らしておく。
12月のおせちは冷蔵なので、冷凍庫とは関係ありません。毎年頼んでいて、今年も頼むつもりです。 届くのは12月30日か31日。
ただ、冷蔵室のほうは場所を空けるようにしています。年末は他にも入れたいものが増えるので、大きなものは買えません。
一方で、冷凍庫のほうは11月に減らしてあります。空いているので、冷凍のものも少しなら頼めます。
頼むときは1つずつ選んでいて、年間の並びを見ていなかったのです。
配送時期を選べる返礼品があります
この順番を組むには、届く月をこちらで決められることが前提になります。
お米は、なくなるころを考えて時期を指定していました。ほかの返礼品でも同じことができると気づいたのが、今回です。
ただし、どの返礼品でも選べるわけではありません。 ページに「出荷時期をお選びください」と書いてあるものだけです。
調べてみると、お米のほかにもみかんや梨などの果物、お肉、水、海苔などが選べました。冷凍庫を使うものも、使わないものも両方あります。
以前に頼んだ熊本のお米は、選べるものでした。容量も回数も指定できて、1回だけでも複数回に分けても届けてもらえます。
お米は常温で置けるので、冷凍庫とは関係ありません。それでも、まとめて20kg届くと置き場所に困ります。回数を分けられるなら、そのほうが助かります。
常温のものを増やすと、冷凍庫が空きます
私の場合は、常温を増やすのが手っ取り早い方法でした。
| 例 | |
|---|---|
| 常温で置けるもの | お米、海苔、缶詰、乾麺、調味料、飲料 |
| 冷蔵が要るもの | おせち、果物、日持ちしない加工品 |
| 冷凍が要るもの | ハンバーグ、魚、肉、菓子 |
ChatGPTが言っていて、なるほどと思ったのがこれです。
普段買っているものを返礼品にすると、ハズレが少ない。
たしかに、海苔や調味料で「思っていたのと違った」となることはあまりありません。買い慣れているからです。
冷凍のお楽しみは、気に入ったものを1つか2つ。それくらいがちょうどよさそうです。
返礼品なしという選び方
もうひとつ、冷凍庫をまったく使わない選び方があります。
返礼品を受け取らない寄付です。
私は、期限が切れそうな楽天ポイントをここに使っています。
使わなければ消えるポイントです。それが被災した自治体に届くなら、そのほうがいい。
楽天ふるさと納税には、災害支援の寄付を受け付けるページがあります。返礼品はありません。受領証明書が届くまで、いつもより時間がかかることも書かれています。
寄付は1,000円から。手数料についても、こう書かれていました。
本ページに掲載している災害支援の寄付申込みにつきましては、自治体様から手数料をいただいておりません。皆様からの善意をそのまま自治体へお届けいたします。
→ 令和8年(2026年) 熊本地震寄付受付(楽天ふるさと納税)
上のリンクは広告ではありません。ページで自治体を選べます。
控除上限までの寄付枠が余ったときの行き先としても、覚えておくといいと思います。上限まであと少しだけ残っている、というときです。返礼品がないので、冷凍庫の心配もいりません。
ポイントは、貯まらなくなりました
ひとつ、変わったことがあります。
2025年10月から、ふるさと納税ではポイントが貯まりません。 総務省の決まりが変わって、ポータルサイトがポイントを付けられなくなりました。
ただ、持っているポイントで払うことはできます。楽天の説明にも「決済の際に楽天ポイントを使うことは可能です」と書かれています。
貯めるのはできない。使うのはできる。そう覚えておけば大丈夫です。
→ 出典:楽天ふるさと納税|よくある質問
そのまま使えるプロンプト
私がChatGPTに送った文を置いておきます。
かっこの中を、ご自分の事情に合わせて書き換えてください。
ふるさと納税の返礼品を選ぶのを手伝ってください。
【今年の予算】(シミュレーターで出た上限額) 【家族】(人数、よく食べるもの、苦手なもの) 【冷凍庫】(大きさ、いまの空き具合) 【去年までの反省】 (困ったこと。届きすぎた、大きすぎた、など) 【これまで頼んでよかったもの】
次の3つを整理してください。
- 冷凍庫がいっぱいにならない頼み方(届く時期の分け方も)
- 常温で保存できるものと、冷凍が要るものの組み合わせ
- 同じものを繰り返し頼むときに、気をつけること
かっこを埋め忘れると、一般論が返ります
私は【冷凍庫】のかっこを埋めないまま送ってしまいました。
それでも答えは返ってきます。ただ、うちの冷凍庫の話にはなりませんでした。
答えの中身は、どこの家にも当てはまるものでした。
自分の条件を伝えるかどうかで、返ってくる答えは変わります。
防災リュックを点検してもらったときも同じでした。「古いマンションの1階に住んでいます」と一行足しただけで、浸水を考えた答えに変わったのです。
→ 防災リュックをAIに点検してもらったら|足りなかったのは家の備え
新しい返礼品は、出てきませんでした
もうひとつ気づいたことがあります。
今回のやりとりでは、新しい返礼品の候補が出てきませんでした。
お米、おせち、ハンバーグ。私がプロンプトに書いたのは、この3つでした。
返ってきたのも、その3つをどう並べるかの話です。「こんな返礼品もありますよ」という提案はありませんでした。
伝えた材料の中で組み立てるのが、AIの仕事だったわけです。
「まだ知らない返礼品を教えて」と頼めば、また違ったのかもしれません。ただ今回は、探すのは自分の仕事だと思いました。
上限額は、シミュレーターで出します
ひとつだけ、注意があります。
いくらまで寄付できるかを、AIに計算させないほうがいいと思っています。
上限額は収入や控除で変わりますし、超えた分は自己負担になります。
各サイトに公式のシミュレーターがあるので、そちらで出してからAIに伝えてください。数分で終わります。
年収と家族構成を入れるだけの表もあります。ざっと目安を知りたいときは、こちらが早いです。
数字をAIに任せると、どうなるか。こちらに書きました。
→ ChatGPTはどこまで信用できる?|最終のバスは4時間前でした
まとめ|頼む前に、大きさと届く月を見る
- 返礼品の大きさと届く月を見ていなければ、冷凍庫はいっぱいになる
- 冷凍庫に「入るか」ではなく「次が届くまでに食べ切れるか」で考える
- 配送時期を選べる返礼品なら、届く月をずらせる
- 常温のものを増やすと、冷凍庫に余裕ができる
- 寄付額の枠が余ったら、返礼品なしの寄付という使い道もある
頼む前に見ておくのは、大きさと届く月の2つだけです。
その2つを見るようになって、選ぶのが少し楽になりました。全部を年末に決めなくていいからです。
今年はまず、常温のお米から頼みます。
小さな一歩から、AIのある暮らしが始まります。





