「保存容量のうち、90%が使用されています」

Googleからそう言われました。

残りは10%。あと1.5GBです。

写真は消したくありません。 でも、毎月お金を払うのも決めかねていました。

結局、買わずに残り約30%まで戻せました。

保存容量の変化。整理前は残り10%(1.5GB)、整理後は残り約30%(4.1GB)
残り10% → 約30%。消したのは、よそにも残っているものだけです

決めたことは、ひとつだけでした。

決めたのは「2か所以上にあるものだけ消す」ということだけ

先にこの基準を決めたので、迷わずに済みました。

  • 2か所以上にある → 消していい
  • そこにしかない → 残す

写真の整理でいちばん時間を取られるのは、1枚ずつ「いる・いらない」を考えることです。

思い出は、たいてい「いる」に見えます。

だから決まりません。

「いる・いらない」ではなく「他にもあるか」で決める。 これだけで、手が止まらなくなりました。

判断の軸。2か所以上にあるものは消す、1か所にしかないものは残す
迷ったときに戻る場所を、先に決めておきます

まず、何が容量を食っているのか見る

やみくもに消しはじめる前に、内訳を見ました。

Googleフォトには、容量を使っているものをまとめてくれる画面があります。

そこで分かったことは、はっきりしていました。

項目 容量
サイズの大きい写真と動画 7.4GB
他のアプリ 277MB
不鮮明な写真 87MB
スクリーンショット 17MB

動画だけで7.4GBです。

一方、スクリーンショットは17MB。

1,000枚消しても、動画1本ぶんにもなりません。

ここを知らずに始めていたら、細かい写真をせっせと消して、疲れて終わっていたと思います。

まず内訳を見る。 これが遠回りに見えて、いちばん早い道でした。

画質を落とす方法は、すでに使ったあとでした

Googleフォトには、保存済みの写真をまとめて圧縮する機能があると知りました。

画質は落ちますが、3〜4割減るといいます。

設定画面を開いて探しましたが、ありませんでした。

理由も分かりました。私の設定は、もう「保存容量の節約画質」になっていたのです。

すでに圧縮済みのものは、それ以上小さくなりません。

AIに「どれが重なっている?」と聞いてみた

ここからが本題です。

じつは私は、写真をもう1か所にも保存しています。

Amazonのフォトサービスです。プライム会員なら写真は容量無制限なので、以前から二重に置いていました。

ということは、両方にある写真は、Googleフォトから消せます。

問題は、どれが重なっているか分からないことでした。

動画は数十本あります。日付も長さもばらばらです。

目で見比べたら、何時間かかるか分かりません。

そこで、両方の一覧をスクリーンショットに撮って、AIに見せました。

この2つの一覧を見比べて、どれが両方にあるか教えてください

返ってきたのは、日付・長さ・容量をそろえた表でした。

「これはAmazonにもあります」「これはGoogleにしかありません」と、1本ずつ並んでいます。

私がやったのは、スクリーンショットを2枚渡しただけです。

日付が1日ずれていても、同じものでした

このとき、自分では気づけなかったことがありました。

同じ動画なのに、Googleでは1月11日、Amazonでは1月10日と表示されていたのです。

日付が違えば、別のものに見えます。私なら「これは違う」と判断していました。

AIはこう説明しました。保存するサービスによって、日付の扱いが変わることがある。

そのうえで、再生時間で見ると対応が取れると教えてくれました。

6分41秒。4分30秒。3分06秒。

たしかに、秒までそろっていました。

見るところを変えれば、答えが出る。 これは自分では思いつきませんでした。

消したのは、2か所にあるものだけ

照合できたので、あとは基準どおりに進めるだけでした。

  1. 動画をパソコンにダウンロードする
  2. パソコンとAmazonの両方にあるものだけ、Googleフォトから消す
  3. 片方にしかないものは残す
  4. ゴミ箱を空にする

4番目を忘れると容量は戻りません。消しただけでは、30日間ゴミ箱に残ります。

同じ日に「消すもの」と「残すもの」が混ざっている日もありました。

そこは再生時間で見分けました。日付だけでは間違えます。

それでも足りないときは、買っていいと思います

今回は買わずに済みましたが、買うのが負けではありません。

100GBで月290円です。

数十本の動画を1本ずつ確かめる時間を考えると、払ってしまうほうが合っている人もいます。

私の場合は、もともと二重に保存していたので、消せるものがありました。そうでなければ、迷わず買っていたと思います。

まとめ|決めるのは基準、探すのはAI

  • 「いる・いらない」ではなく「他にもあるか」で決める
  • まず内訳を見る。細かい写真を消しても容量は戻らない
  • 一覧のスクリーンショットをAIに見せると、重なりを探してくれる
  • 日付がずれていても、再生時間で対応が取れることがある
  • 消したらゴミ箱を空にする

写真整理でいちばん重いのは、決めることです。

そこは自分でやるしかありません。

でも、「どれが重なっているか探す」ところは、任せてしまえます。

容量の通知が出ていたら、まずは内訳の画面を開いてみてください。

何が場所を取っているのか、それだけでも分かります。

AIに画面を見てもらう使い方は、こちらでも書きました。

猫が海を泳ぐ動画をAIで|写真の特徴を言葉にしてもらうとうまくいく

決めるのは自分、という線引きの話はこちらです。

ChatGPTに「病院に行くべき?」と相談|AIに聞けること、聞けないこと