うちの猫が、海を泳いでいます。

クジラと並んで。

再生ボタンを押すと動きます(10秒・音が出ます)

AIに作ってもらった、10秒の動画です。

ぽってりした体つきも、おっとりした顔つきも、うちの子の雰囲気そのままです。

でも、お伝えしたいのは動画の作り方ではありません。

うまくいったのは、頼み方を変えたからでした。

AIには「作って」の前に「言葉にして」と頼む

この記事でお伝えするのは、次の3つです。

  • 写真を見せて、特徴を言葉にしてもらう
  • 「他に入れるべきポイントある?」 と聞いてみる
  • いきなり仕上げず、まず1枚の絵で確かめる

どれも動画に限った話ではありません。

画像を作るときにも、そのまま使えます。

写真を見せても、そのまま動画にはなりませんでした

最初は、猫の写真をそのまま動画にしてもらうつもりでした。

うまくいきませんでした。

写真が使えないわけではないようです。

ただ、このときは思ったようになりませんでした。

そこで、頼み方を変えてみたのです。

Geminiに猫の写真を9枚添付し、特徴をうまく伝えてほしいと頼んでいる画面
写真をまとめて見せて、「特徴を、うまく伝えてほしい」と頼みました(写真はぼかしています)

やったことは2つだけです。

  • 猫の写真をまとめて見せる
  • 「うちの猫の特徴を、うまく伝えてほしい」 と書く

作りたい場面は、日本語のまま伝えました。

「猫と鯨を海で仲良く泳がせてください。幻想的な雰囲気で」

このくらいの言い方で通じます。

AIが、猫を言葉にしてくれました

返ってきたものに驚きました。

Geminiが写真から読み取った猫の特徴。折れ耳、丸顔、白とグレーの毛並み、丸い瞳、おっとりした雰囲気が挙げられている
写真から読み取った特徴が、英語と日本語で並びました

丸顔でぽっちゃり。白とグレーの毛並み。丸くて大きな瞳。

そして「おっとり、愛くるしい表情」

私が言葉にできなかったところまで、書き出してくれました。

ただし、ぴったりではありませんでした

ここは正直にお伝えします。

うちの子は立ち耳ですが、「折れ耳」と書かれました。

模様も、少し違います。

スコティッシュフォールドという種類には折れ耳の子が多いので、そちらに寄ったのだと思います。

それでも、顔つきはよく捉えていました。

大事なのは、こういうときに自分で直せることです。

「耳は立っています」と書き足せば、それだけで近づきます。

言葉になっていると、どこが違うのかも分かりやすいのです。

英語も添えてあります。

海外のAIは英語のほうが得意なことが多いので、これがそのまま指示に使えます。

英語は自分で書かなくて大丈夫です。

言葉になっていると、いいことがもうひとつあります。

次からは、この文章を渡すだけで済むのです。

写真を選び直す必要がありません。

場面だけ変えれば、同じ猫のまま別の絵になります。

「他に入れるべきポイントある?」と聞いてみる

このひと言が、いちばん効きました。

Geminiからの提案。発光する海や水中に差し込む光の筋、無重力で漂うような動きなどが挙げられている
自分では思いつかない要素が並びました

返ってきたのは、こんな提案でした。

  • 水中に差し込む光の筋を入れると、神秘的になる
  • 無重力で漂うような動きを指定すると、猫が苦しそうにならない
  • 引きの構図にすると、広さが出る

猫が苦しそうに見えない、という視点は私にはありませんでした。

言われてみれば、水の中で必死に泳ぐ猫は見たくありません。

足りないものを教えてもらう。

これは献立でも旅行でも同じで、迷ったら聞いてみるのが早いです。

ChatGPTに何を聞けばいい?そのまま使える質問例20

いきなり動かさず、まず1枚の絵で確かめる

ここまで決まっても、すぐには動画にしませんでした。

先に、静止画を1枚作ってもらいました。

猫の顔が思ったとおりか。海の雰囲気は合っているか。

絵で見れば、すぐ分かります。

違っていたら、その場で直せます。

確かめてから、あらためて動画をお願いしました。

このときに、「横長で」 と添えました。

指定しないと縦長になることがあります。

パソコンでも見るなら、横長のほうが収まりがよいです。

場面を変えると、こうなります

この記事のいちばん上の写真も、同じ猫です。

雨あがりの石畳を、傘をさして歩いています。

作り方は、ここまでと同じです。

場面を海から路地に変えて、お願いしました。

一度言葉にしてもらえば、あとはこうして遊べます。

始める前に知っておきたいこと

3つだけお伝えします。

動画づくりは、いまは有料のプランが必要です。

私が試したときは、期間を区切って開放されていました。

いまは Google AI Plus(月725円から)などの加入が必要になります。

画像づくりは、無料のままでもできます。

ここでお伝えした頼み方は、画像でもそのまま使えます。

まずは写真を見せて、特徴を言葉にしてもらうところからで十分です。

できた動画には、消せない印が入ります。

AIが作ったものだと分かるようにするための仕組みです。

音も入っています。

人に見せるときは、音が出ることを覚えておくと安心です。

まとめ|「作って」の前に、ひと言はさむ

  • 写真を見せて、特徴を言葉にしてもらう
  • 「他に入れるべきポイントある?」 と聞く
  • まず1枚の絵で確かめてから、仕上げる

AIは、こちらが渡した言葉の分だけ応えてくれます。

うまくいかないときは、指示を足すより先に、言葉にしてもらうのがおすすめです。

お手元の写真を1枚選んで、「この子の特徴を言葉にして」と頼んでみてください。

そこから先は、たぶん楽しくなります。

同じ猫で、半年の変化を比べた話もあります。

半年前と今日、AIに同じ絵をお願いしてみた|変わったのは文字でした

写真を「作る」のではなく「整理する」ほうでも、画面を見てもらいました。

Googleフォト残り10%|空き容量を増やす写真整理の仕方