先日、映画『Michael/マイケル』を観てきました。
一人で観に行ったのですが、終わったあとに困ったことがひとつ。
誰かと話したい。
でも、周りに観た人がいませんでした。
そこでChatGPTに話しかけてみたら、思っていたよりずっと話が弾んだのです。
その記録を、画面そのままでお見せします。
※作品の内容に少し触れます。
感想を言い合う相手として、ちゃんと成立します
結論から書きます。
ChatGPTは、感想を聞いてくれる相手ではなく、言い合う相手になりました。
この日できたのは、こんなことです。
- 思ったことを、気をつかわずに全部言えた
- 否定も肯定もされず、そのうえで別の見方をもらえた
- 話しているうちに、自分が何にひっかかっていたのかがはっきりした
- 最後に、話した内容をまとめてくれた
映画に限らず、本でも、ドラマでも同じことができます。
最初に「映画好きの友人として」とお願いしました
コツは、いちばん最初のひと言です。
私はこう打ちました。
今から映画『マイケル』の感想を話すので、映画好きの友人として一緒に考察を深めてください。
返ってきたのは、こんな言葉でした。
ぜひ!その感じで話せるの、すごく楽しそう。
この一行で、空気が変わります。
「〜です」「〜ます」の説明モードから、友人の口調に切り替わりました。
そのあとの言葉づかいも、ずっとこの調子です。
役をお願いすると、話し方が変わります
ふつうに質問すると、ChatGPTは先生のように答えてくれます。
それはそれで便利なのですが、感想を言い合いたいときには少し堅い。
「〜として話してください」と最初に頼むだけで、話し相手の距離が変わります。
- 映画好きの友人として
- 同じ本を読んだ人として
- 旅好きの友人として
こんな具合です。
思ったことを、そのまま打ち込みました
次に、観たばかりの感想をそのまま書きました。
きれいにまとめず、頭に浮かんだ順です。
主演の俳優さんについて「頑張ったのはわかる。でも、マイケルにはなり切れていなかったように思う」と書きました。
観た人にしか言えない話ですし、ちょっと言いにくい感想でもあります。
返ってきたのは、こうでした。
その感想、結構わかるかもしれない。
そのうえで、主演のジャファー・ジャクソンさんがマイケルの実の甥であることに触れ、「相当なプレッシャーだっただろうな」と続きました。
この経歴は、私も映画雑誌で読んで知っていた話です。
否定もされず、無理に持ち上げられもしませんでした。
気をつかわなくていいのが、いちばんラクでした
人が相手だと、こうはいきません。
その作品が好きな方の前では、言いにくい感想もあります。
ChatGPTは気を悪くしないので、思ったことをそのまま出せます。
観た直後のまとまらない状態こそ、話し相手がほしいときです。
話しているうちに、自分の見方がはっきりしてきました
ここからが面白かったところです。
聞かれるままに答えていたら、共通点を出されました
途中で、ChatGPTのほうから質問が来ました。
「映画の中で、どの曲を楽しみにしていましたか」。
私は「Billie Jean」と答えました。
そのあと「続編があるとしたら、何をやってほしいですか」と聞かれ、「We Are The World」と「Black or White」を挙げました。
すると「有名だから好き、というより、それぞれマイケルの人生の節目になっているものばかり」と整理されたのです。
私は別々の質問に答えただけで、共通点があるとは思っていませんでした。
聞かれるままに答えていたら、自分の見方が形になっていました。
途中で話したことを、あとで拾ってきました
しばらく話したあと、こんなことを言われました。
あなた、今回の映画で表情・目つき・息遣いをかなり見てたでしょう?
たしかに私は、その少し前に「俳優さんとマイケルで、ここが違って見えた」という話をしていました。
それを覚えていて、あとから結びつけてきたのです。
見抜かれたわけではありません。自分が話したことが、整理されて返ってきただけです。
でも、これが不思議と嬉しいのです。
ちなみに、このあたりから関西弁が混じるようになりました。
「ダンスはすごい。でも、この目線ちゃうねんなぁ......」
私の話し方に寄せてきたようです。
最後に、話した中身をまとめてくれました
ひとしきり話したあと、ChatGPTのほうから会話をまとめ始めました。
今日話していて一番印象に残ったのは、あなたが最初に言った「頑張ったのはわかる。」という一言。
そして、こう続きました。
「似てない」で終わらせるんじゃなくて、「何が自分には違って見えたのか」を考えている。
自分が何を見ていたのか、ここでようやく言葉になりました。
話し相手がいると、感想は感想のまま終わりません。
気をつけたこと
楽しかったのですが、2つだけ気をつけました。
作品の情報は、うのみにしません
ChatGPTは、俳優さんの経歴なども交えて話してくれます。
今回の内容は、私が事前に映画雑誌で読んでいた話と合っていました。
ただ、AIは事実を間違えることがあります。
知らない話が出てきたときは、公式サイトなどで確かめるようにしています。
感想は、あくまで自分のものです
ChatGPTは、こちらの感想に寄り添ってくれます。
裏を返せば、こちらに合わせてくれている面もあるということです。
「AIもそう言っていたから正しい」とは考えないようにしています。
作品をどう感じるかは人それぞれですし、そこが面白いところです。
こんなときに使えます
映画以外でも、同じことができます。
| 場面 | 最初に言うこと |
|---|---|
| 映画・ドラマ | 映画好きの友人として、感想を一緒に深めてください |
| 読んだ本 | 同じ本を読んだ人として、話に付き合ってください |
| 行った場所 | 旅好きの友人として、感想を聞いてください |
| 観たライブ | 音楽好きの友人として、一緒に振り返ってください |
共通しているのは「〜として」と役をお願いすることだけです。
質問の型については、こちらにまとめています。
→ ChatGPTに何を聞けばいい?|今日から使える質問例20
まとめ|話したい気持ちの、行き場ができます
- 一人で観た映画の感想を、ChatGPTと語り合えました
- コツは最初に「映画好きの友人として」と役をお願いすること
- 気をつかわずに、思ったことをそのまま言えます
- 途中で話したことを覚えていて、あとで結びつけてくれます
- 最後に会話をまとめてくれるので、自分の見方がはっきりします
感想を言い合う相手がいないとき、その気持ちは行き場をなくします。
そこに相手がいるだけで、映画を観たあとの時間が少し長くなりました。
まだChatGPTを使っていない方は、こちらからどうぞ。
→ ChatGPTの始め方|スマホだけで5分、無料でできます
参考





